子どもは産んでいませんが。

結婚後20年、子なし、今後も子なし決定。子どもを産まなかった自分を憎まずに生きるのは難しいと思う今日この頃。

料理でマインドフルネスを実践

先週金曜日の夜、サラダを作ろうと、にんじんを千切りにしていた時のことです。

「おーこれはもしかして!!」と、天啓のように閃いたのです(大げさですみません)。

 

料理ってマインドフルネスかも。

 

マインドフルネスとは「今この瞬間に意識を向けること」であるとざっくり理解していますが、にんじんを切っている時、正確には、にんじんの千切りが終わったあと、「今ものすごく集中して切ってたよね私」と気づいたのです。

そりゃそうなんです。刃物をもっていますから。指を切らないように、できるだけ細い千切りになるようにと集中してにんじんに向き合っていたわけです(大げさでなく)。

 

その週はそれほど忙しくなく、金曜の夜でも余力が残っていたので、週明けの夜ご飯用に作り置きをしていたのです。にんじんサラダ、マッシュポテト、和風ラタトゥイユ、茹で小松菜、炒めひき肉、茹で鶏、豚肉の塩もみ、塩かぼちゃ、炒めきのこ。余力があったとはいえ、つくり始めたのは22:00過ぎ。できるだけ手早く、効率的に終わらせるためには、余計なことを考えず、五感をフルに働かせながらずっと料理に集中していました。終わったのは23:20。すっきりとやり切った感があり、週末はその充実感でずっとお腹いっぱいな感じでした。

 

あとで調べたところ、こんな記事を見つけました。

イライラしていたり気分が落ち込んでいる時に「料理」をすると、なぜか心が落ち着いたり、気持ちがスッキリすることがありませんか?身近なストレス発散法として「料理」と答える女性は多いと思いますが、実は『マインドフルネス』を実践するのにとても有効な作業だと言われています。

たとえば野菜を切ったり火を使って調理している時には、目の前のことに自然と意識が集中していますよね。さらに、味・香り・盛り付けなどに気を配り、自分が作っている料理と向き合うことで「今」という瞬間に意識が集まります。“瞑想”という言葉の定義に「何かに心を集中させること」というものがありますが、料理中は無意識のうちに心を集中させている状態です。最近ストレスが溜まってきたな…と感じたら、ぜひ身近で実践できる「料理」で脳をリフレッシュさせてみませんか?

料理や、掃除、スポーツに集中!暮らしの中で気軽にできる「マインドフルネス」実践法 | キナリノ

 

マインドフルネスの説明はこちらに詳しく掲載されています。以下、一部抜粋しました。

ジョン・カバットジン博士は、マインドフルネスをこう定義付けています。

「意図的に、今この瞬間に、判断せずに、注意を払うこと」

ちょっとわかりにくいかもしれませんね。

「意図的に」とは、普段無意識に感じていることを意識的に感じること。例えば、呼吸している時、「私は呼吸している」というように呼吸に伴う体の感覚に意図的に注意を向けるのです。
「今この瞬間に」とは、過去を悔やんだり未来を不安に思ったりするのではなく、今の感覚や感情、思考、そして置かれている環境に目を向けることです。

「判断せずに」とは、出来事、状況、他人や自分の考えや行動に対して、良いとか悪いとか判断を加えずに、ありのままの事実だけをみることです。

マインドフルネスの正しい意味を知っていますか?【大人のマインドフルネス入門#1】 | 大人のワタシを楽しむメディア