歯列矯正
20代の頃からずっとずっとずーっとやりたいと思っていた歯列矯正。何度かやろうとしたものの、その時々のいろいろな事情で断念してきました。
今回は絶対やる。そう心に決めて病院を探し、いくつかカウンセリングを受け、矯正歯科を決めました。そして先日から矯正装置をつけはじめました。
やったー!!!
…と書けるのも、ようやく痛みが治まってきたから。はじめて歯の上下の裏側につけた時は
1)話しにくい!
歯の内側に挟まっているので強烈な違和感があり、入れた直後はふがふがしてうまく喋れませんでした。音読したり話す練習してくださいね、と先生から言われましたが、確かに練習が必要です。とくに、さ行とた行など一部の破裂音がとても発音しにくいです。英語は舌を使う発音がしにくく、自分の舌足らずな話し方にイラっとします。
2)痛い!
おにぎりを食べようとしたら、噛めない!
奥歯を噛み合わせると、ずきーーーんという痛みが左右の奥歯に響いて、とにかく痛い痛い痛い痛い。奥歯をかちっと合わせるのが精一杯で、噛めないのです。噛み締めず、静かにカチカチ歯を合わせて砕いて食べようとしましたが、ぐっと噛み締めないと食べたような気がしないもんなんですね。中途半端に噛んでもなんだか美味しくないし、2日間は結局プリンやヨーグルトなど、噛まずに済むものを食べていました。
あまりにも痛いので翌日に先生に聞いたところ、上下いっしょに装置をつけたのでここ2、3日が痛みのピークだけど、だんだん治まってくるというおはなしでした。ぎゅーっと噛み締めて痛みを実感しながら、本当にこの痛みが治まるのかなぁと疑心暗鬼でしたが、本当に治まってきました。疑ってごめんなさい。
連休明けはいよいよ歯の表面にワイヤーをかけます。不便だし痛いけれど、1日過ぎれば過ぎるほど矯正の終わりに近づいているんだと希望を持つことにします。もうおばさんだし、今さら矯正しても…と思う気持ちもありましたが、おばさんだってなんだっていいんです。2年でコンプレックス(のうちのひとつ)が解消できるならやってみる価値ありです。それに、2年なんてたぶんあっという間です。社会人になってからの20年は、一瞬瞬きをしたほどのスピードで過ぎ去りました。
感覚としてはそんな感じでした。