子どもは産んでいませんが。

結婚後20年、子なし、今後も子なし決定。子どもを産まなかった自分を憎まずに生きるのは難しいと思う今日この頃。

出雲の先生のお茶

島根県の観光キャラクター、『しまねっこ』をご存知でしょうか。数年前、日本橋にある島根館の前で観光PRをしていた時にはじめて遭遇したのですが、

島根ねぇ。遠いなぁ。

漠然とそんな風に思ったことを今でも覚えています。ご縁があるのかなぁと。

 

そして2016年、そのご縁は確かにあったのでした。

出雲の先生が処方する漢方薬がかなり効くらしいとの記事を雑誌で読んで、ネットをあちこちあさり、すぐ行ってみようと思いたちました(5ヶ月待ちでした)その辺りについては前にブログで書いたので割愛します。

 

途中少し処方を変えてもらったり、お休みしていたこともありましたが、最近また飲みはじめました。飲みはじめた当時よりも、今の方が効果を実感しています。代謝が良くなったのかトイレに行く回数が相当増えました。むくみを取る利尿作用のある漢方が含まれているのかもしれませんが、嫌な感じではありません。むくみがとれてきているように感じます。

 

今よりも25kg以上重かった当時。

こころもずっしり重いまま、はじめての島根空港に到着。閑散としてなんだか心細かった。随分遠くまできちゃったけど、わたし何やってんだろう。。。先生に、あんたみたいな太っちょが楽して痩せるわけないでしょ、とじろりと睨まれたらどうしよう。。。来なければよかったかな。。。と不安でぱんぱんの心を抱えたまま病院へ。でも、そんな不安は病院へついてすぐに吹っ飛びました。アットホームな雰囲気、丁寧なスタッフの方、優しく親切な看護師さん、そして先生は明るくおおらかで優しい太陽のようなお人柄。来て良かったと心から思いました。『あなたはとっても真面目そうに見えるから大丈夫。安心してください』そう行ってくださり涙が出そうなほど嬉しかったのでした。今度はゆっくり観光もしながらもう一度先生の顔を見に行きたいな。

 

旅は続くのか?

ようやくオファーが出るところまでたどり着いた。

今回は長かった。

 

どの扉ももう開かないじゃないかという不安。

扉が開いても、前回のようにぴしゃっと目の前で閉ざされてしまうんじゃないかという怯え。

そもそも扉があるように感じたのは私の思い過ごしで、扉なんかありゃしない。引き返すしかないんだという諦め。

 

日々仕事をしながらこんな重すぎる気持ちを抱えているとほんとに心が荒みます。毎晩朝3時にぴたっと目が覚めるようになり、連日睡眠不足。目の下には真っ黒いクマがべったり貼りつき、毛穴は開き、髪の毛が薄くなりました。

人生ってほんとにいろいろありますね。

次から次へとまったく。

 

そんなこんなの中、これまで最多の6次面接をどうにか突破したようで、We’d like to have you on board と待ち焦がれていた言葉を電話越しに聞き、正式にオファーが出ることになった。

ほんとうに長かった。

Well done、自分。

 

でも、これはハッピーエンド?

オファーが出た今この瞬間はハッピーだけど、このまま開いた扉の向こうに飛び込んでハッピーになれるのか。留まったほうがいいのか。

こころのもじゃもじゃがまた始まる。

旅はまだ続くのか。

どうすんの、自分。

 

 

 

 

失敗とは挑戦しないこと

何かミラクルが起きないかなぁーと、息苦しさに押しつぶされそうになりながら今朝は布団の中でぐずぐずしていました。前にも後ろにも進めない状況が1ヶ月続いており、いい加減我慢の限界。日に日に気持ちが沈んでいきます。

 

仕事はひとつ決まりました。

でも、誰に聞いても、「そこはやめたほうがいいよ、ちょっとあんまりね」と言葉をにごす。夫にいたっては、企業文化がよくないからやめたほうがいいよと直球を投げつける始末。

 

もう一社、今週中に良い結果が出そうなところがありますが、そこはまったく未知の世界。一生縁がないだろうと思っていた職種。私のようなアホとは住む世界が違う人たちがいるところ、と思っていたので、高嶺の花どころか憧れることすらなかった。なので、話は進めてみたものの、万が一良い結果が出た時に、果たして飛び込めるんだろうか、私にできるんだろうか、できないような気がする、とはじめるまえから尻込みしています。そういうところはやめたほうがいいような気がする。

 

さらに、それぞれの会社の良いところ、良くないところを照らし合わせてみたところ、どっちもなんだかなぁー。何かミラクルがおきないかなぁーと冒頭につながるわけです。

ま、そうそうミラクルはおきません。

わかっています。

 

さて。

先日不採用の連絡があった会社ですが、ほぼ毎日その会社のサービスを利用しているので、社名を見るたびに、不採用のメールを見たときの気持ちを思い出して辛いです。傷口に自分を塩を塗り込んでいる状態。こんなことなら応募しなきゃ良かったと心から思いました。そんなとき、

「世の中では、成功とは挑戦して成果を得ること。失敗とは成果を得られなかったこと。でも、私の定義は違う。成功は挑戦すること。失敗は挑戦しないことなんです」

“大切そうに見えるもの”のために、人生を犠牲にしてはいけない――不安と葛藤を乗り越えた女性が気付いた「意思をもって生きること」の大切さ/株式会社CRAZY 山川咲さん - Woman type[ウーマンタイプ]|女の転職@type

 

という記事を読みました。

不採用だったけど、挑戦はしたんだから今回は成功だったんだ。

いい加減もうそれでよしとしよう、自分。

 

 

 

 

 

 

やっぱり落ちた

言霊っておそろしい。

やっぱり第一希望の会社の最終面接で落とされました。『面接の結果はpositiveだったのですが、今回は採用枠が1つしかないので本当に残念ですが他の方に決定しました』。というメールが、夕方届きました。文頭の挨拶文をすっ飛ばして、真ん中あたりから読み始めたところこの文章が目に飛び込んできました。自分の見ているものが信じられませんでした。ダメかもと思っていても、その結果通りのことが起きると人間ってこんなに動揺するんですね。覚悟しているつもりでしたが、覚悟できていませんでした。心の奥深くで1%の望みにすがりついていたんだと思います。読み終わって固まってすぐにメールを閉じて、また開いて読み直してまた固まって...をしばらく繰り返しました。

今回は本当に痛いです。

いまだに心がズキズキします。

痛いです。

心臓をがんがん叩かれているような痛みをまだ感じています。

めげずにがんばらなきゃ。

 

 

 

たぶん落ちた

こりずにまた転職活動をしています。

あこがれだった会社からまさかの書類選考通過の連絡がきて舞い上がり、その勢いで一次面接通過、そして先日最終面接をしてきました。

 

これまでの数々の経験から考えると、今回は落ちたんだろうなと、思っています。信じたくないですが多分落ちました。

 

気晴らしにこれまでミラクルが起きた面接をリストアップしてみます。この言葉が面接中に出てきたらほぼ100%採用されました(自分比)。

 

1. 「今日時間ありますか?」

手応えを感じながら面接に臨んでいると、その日に会う予定はなかったけれど採用されたら同じチームになる人、などを面接官が呼んできて想定外の面接(面談)が展開されることがありました。

 

2. 「社内見てみますか?」

面接がほぼ終わりに近づいた時、この言葉が面接官から出てきて、部署の場所やチームのメンバーをざっくり紹介されました。面接後会社を出て駅に向かっているとエージェントから電話がかかってきて採用決定を告げられました。

 

3.  「ちょっと待っててください」

面接がほぼ終わった段階で面接官から待つように言われ部屋で待機していると他の面接官が面接にやってきて面接。またさらに待つように言われ、別の面接官がやってきてさらに面接、結局4人と面接してその場で採用が決まったことがありました。一次面接とエージェントから聞いていましたが、この人いいかも!という最初の面接官の判断で、その日に四次面接まで終えてしまったのでした。最後の面接官は私の中でラスボス登場といった感じでした。

懐かしいです。

 

こんな嬉しいミラクルを経験させてもらったので、不幸な結末も覚悟しなきゃねと今回は自分をなだめています。面接がうまくいっただけに今回はなおさら残念です。

めげるな、自分!

がんばれ、自分!!

 

 

かなしいこと

痩せてから、自分を飾って少し楽しめるようになりました。アクセサリーを身につけたり、ネイルサロンに再び通いはじめたり、ワンピースを買ってみたり。楽しいです。誤解を招く表現かもしれませんが、女の人が何気なくしていることをようやく楽しめるようになりました。

 

でも、きれいにしてもらったピカピカの爪を見るたびに思うのです。アイカラーやマスカラでおしゃれした顔を見るたびに切なくなるのです。

 

もっと若い時に痩せればよかった。

 

どんなに爪がきれいになっても、手のシワが気になります。

3万円のファンデーションでも、毛穴落ちやたるみは隠せません。

 

若かったら、化粧なんかしなくても美しいです。

逆に、化粧をしても美しいです。

年をとると、美という点において限界があるとわたしは感じてしまいます。もともと、こうあるべきという観念に私はとらわれがちなので、なおさらそう思ってしまうのかもしれません。

何をしてもおばさんはおばさんだよ。

着飾ってうふふとよろこぶ鏡の中のおばさんを冷めた目で見る自分がいます。

 

まあそれでも、おばさんでも、いいです。

仕方ないですよ。

それはそれ。

おしゃれを楽しんで何が悪い。

所詮、人生は自己満足ですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイエットをやめてみた

ダイエットをやめて数ヶ月経ちました。

ようやく65kgが目前に。

私にとって65kgは夢の数値でした。60kg台になるなんて、どうやっても無理。泣きながら思ったこともありました。

 

70kg台を目指してダイエットをすると80kg超え、80kgを目指すと90kg超えに、そして90kgを目指していたところ、四捨五入すると100kgに到達するまで体は膨れ上がり、心底恐ろしくなりました。

ダイエットして太るならダイエットなんかやめてやる!そう開き直ってダイエットをやめることにしました。すると90kg台からもう少しで65kgまで体重が減りました。

 

65kgってまだまだ太っちょです。

でも案外楽しいもんです。洋服は3L以上でしたが、今はMや38でも着れるようになりました。洋服の選択肢が増えただけで、外出も楽になりました。

 

とはいえ、誰と比べるかによって、自分が痩せて見えたり、まだまだ太って見えたりと心は忙しいですが、そんなこと、どうでもいいです。人と比べること自体無意味だとわかりました。ダイエットにおいて人と比べる限り、決して自分に満足することはないからです。なぜなら自分より痩せている人は星の数ほどいるから。ここでいい、これでいいを他人基準で決めると永遠に終わりがありません。

もっと痩せたい、もっともっと、とストイックになると拒食症になります。若い頃の私がそうでした。

 

今は人と比べずに、今の自分をいたわり、自分を楽しむようにしています。英語のスキルアップを目指してSkypeで英会話のレッスンをしたり、ネイルサロンに通ったり、念願の表参道の美容室に行ってカッコいい髪型にしてもらったり。

 

表参道といえば。

私にとってはいつまでも近寄りがたい街でした。学校があったので渋々通っていましたが、授業が終わったら一刻も早く立ち去りたい街というイメージです。太っている自分が歩いていたら街のイメージを壊すんじゃないか、本気でそう思っていました。

人は変われるもんですね。