一年間休まず続けたこと
この一年間、一日も休まず、せっせと続けたことがひとつだけあります。しかも一日2回、ひたすら毎日続けてきました。さらに言えば、一年だけではなく40年くらいは続けています。さてさてなんでしょうか。
答えは簡単、歯みがきです。
情けないことに、歯みがきしかありませんでした。
お風呂はインフルエンザにかかった時、入院した時は入らなかったので、休まず続けたとは言えないし。
わたしは歯みがきしている時が一日の中でいちばんリラックスできる時間なので、30分くらい磨きながら頭の中を解放します。毎日の中で貴重な30分です。朝の30分のあとは戦場へ(職場へ)。
夜の30分のあとは極楽へ(ふかふかの布団へ)。
続けることでのみ人は変わることができる、というような話しを聞いたことがあります。続ける内容は歯みがきやシャワー、トイレ、食事など人間の生理的要求からくるものは除外ですよね。だって毎日40年くらい歯みがきし続けてもわたしの人生なにも変わりませんでしたから。一日2回トイレに行っても、一日3回食事をしても同じ。
やらなくても全然困らないけど、 やった本人は達成感を感じたり幸せを感じること。そんなことをコツコツ続けていると1年後、40年には自分を誇りに思えるんでしょうか。年末の慌ただしさに紛れてくだらないことを書いてみたくなりました。
ジェルオイル
数年前、出張でヨーロッパに行ったのですが、出発当日の朝2時頃まで家で仕事をして、2時間寝て羽田行きのリムジンに乗るという、かなりのハードスケジュールでした。出張の前はたぶん皆さんそんな感じなんだと思います。
羽田に着き、寝不足でひどい頭痛を抱えながら国際線ターミナルをフラフラしていた時、「あっ!眉毛忘れたー!!」と気がつきました。眉毛とはアイブロウ、眉毛描きのことです。
女性の方、、、と言う表現は正しくないですね。化粧をする方には共感していただけると思いますが、ファンデーションを塗って、チークを入れ口紅を塗っただけだと、「なんか足りない」、、、という顔になります。特に私の眉はぽわぽわっと生えているだけなので、アイブロウがないと「あいつは一体何者だ」と不審者扱いを受ける、、、ことはたぶんありませんが とにかくまゆげ必須の顔なのです。
遊びに行くなら全然気にしませんが、一応仕事なので、初顔合わせのチームメイトにぷぷっと笑われるのも嫌だな。絶対みんな笑うよね。眉毛忘れてるよこの人、時差ボケか?って思われるよね。そう思うと冷や汗が出てきました。
眉毛眉毛、、、頭の中を眉毛でいっぱいにしてあちこち歩いていると化粧品を扱っているお店にたどり着きました。最初に見つけた資生堂のお店に入り、無事にアイブロウを購入。
ふぅ。
対応してくださった店員さんから「これ、よろしかったらお使いください。肌にすぐ馴染んで、顔色も良くなりますから」と渡されたのが、資生堂 THE GINZA(ザ・ギンザ)のハイブリッドジェルオイル。寝不足だし、眉毛問題で相当顔色が悪かったのかもしれません。
機内でシートベルトの着用サインが消えてから早速袋を開けて手に試したところ、かわいらしいピンク色のジェルオイルオイルにまず気持ちが上がりました。顔に塗るとぬらぬらせず肌にすっとなじみ、ほのかな良い香り。思いっきり香りを吸い込むと、やっと人心地がつきました。もろもろ心配だけどまぁいいいや、と気持ちが緩みました。現地に着いて一眠りした後の肌はつるつるでした。
あのピンク色のオイルがもう一度欲しい。オイル貯金しようかな、、と思いながら月日は流れ、その間に同じ資生堂の別ライン、クレドポーボーテからピンク色のオイル状美容液が発売されるとうわさを聞きつけました。
それがこちら。試供品ですが。
テクスチャは違いますが、こちらも肌なじみがよく、つけたすぐ後もさらっとしています。どちらもいい香りですが、クレドの方が強いです。好みが分かれるかもしれません。明日の朝、肌がつるつるだったら今度こそ買おうかな。
スタバのトールラテを38回我慢して。
ちなみにこちらがTHE GINZAのハイブリッドジェルオイル。トールラテ約68杯分。その価値は十分に感じると思います(あくまも個人の感想です)
追記: 今、ケーブルテレビでタイタニックを見ながら書いています。死ぬか生きるかの決断をせまられた人たち、手を伸ばせば生はすぐ届くところにあるのに大人の事情で死を受け入れなければならなかった人たち。そして美容オイルを買うか買わないかで決めかねる今に生きるわたし。世界は広く私は小さい。
もしかしたら具体的な数値目標は立てないほうがいいのかも(7)
この記事はもともとプレジデントオンラインで読んだのですが、まとめサイトがありましたのでリンクを貼ります。
年収アップのための...と書いてありますが、私がおおっ‼︎と思ったのがこちら。
1年後にTOEIC何点」とか、「半年で10キロ痩せる」といった、そういう具体的な数字の目標はダメだと思います。計画通りにいかないときに挫折するから。それよりも、「毎日10分勉強する」とか、毎日の行動に基づいた目標を設定した方が、管理がしやすいので絶対いいですね。
ダイエットにおいて、これまでは「1ヶ月で5㎏痩せて4ヶ月後には20㎏減。ぐふふ..」のように、到底無理な減量目標を立てて、その結果、挫折してきました。1ヶ月5㎏痩せることはあっても、2ヶ月後にさらに5㎏は無理。絶対無理。必ずリバウンドしました。どれだけ失敗して自分に裏切られても、新しいダイエット本を読むと今度こそできるかも、と希望でテカテカしてしまう。不思議ですね。
到達地点から逆算して1ヶ月、1週間、1日あたりどれだけ数値目標を達成するか、と考えるのは仕事ではごく一般的だと思いますが、ダイエットにおいては、この考え方はちょっと無理があるのでは...と思います。プロジェクト(仕事)に終わりはありますが、ダイエットに終わりはありません。頑張りすぎて燃え尽き症候群(リバウンド)になったり、日々の体重の増減で一喜一憂して気持ちがすり減ったりしないようにすること。そのためには、いつまでに達成するかというぎらぎらした目標を掲げずに、痩せるために毎日これを食べる/食べない、これをする/しない、といった日々の行動に基づいた計画を立てることがいい、という厚切りさんの主張に今のところ私も賛成です。
納豆三昧(6)
小さいころから、「これは体にいいから食べなさい」と言われながら育ってきました。食べないならご飯は抜き!のような言い方ではなく、あなたのためだから、ね?という、やさしい提案型。
従順な子供だったので、なんでもぱくぱく食べましたが、苦手なものがありました。中でも、納豆、豆腐、枝豆、そして豆乳などの豆類。夕飯のおかずが冷奴や湯豆腐だと、しんみりしたものです。
でも、大豆イソフラボンが美容にいいらしいと大人になってから知り、お肌のためにむりやり克服しました。特に納豆は発酵食品なのでさらにいいらしい(詳細はグーグル先生に委ねます)と知り、優先順位をあげて取り組みました。
その結果、今では好んで食べるようになりましたが、糖質を制限しているとなかなか手が出にくいのです。ご飯にかけて食べるわけにいかないので。ご飯にかけなくても物足りなさを感じずに美味しく食べられる方法はないかなーと考えて思いついたのがこちら。思いついたというより、その時たまたま冷蔵庫にあったので、なんとなくやってみました。材料さえあれば、1分ほどでできます。
【材料】
納豆 1パック
キャベツの千切り 好きなだけ
ノンオイルシーチキン 1缶
ゆかり 適量
【作り方】
ぜんぶ混ぜる
キャベツはいつも1/2個を2つ買ってきて、1つは千切りにしてジップロックに入れて冷蔵庫に保存。食べ切ったら、もうひとつの1/2個を同じく千切りにしてジップロックへ。切ってそのまま食べられる野菜が冷蔵庫に入ってると、食事の支度がすごく楽。体にもいいし(これ大事)。
そんなこんなで冷蔵庫にあったキャベツを納豆と和えて、ついでにシーチキン、醤油のかわりにゆかりで味付けしたら、ご飯にかけて食べるよりも食べ応えがあってなかなか美味しかったのです。それ以来、キャベツを見たら納豆、納豆を見らたキャベツと、私の中で最強のコンビになりました。
注: 納豆に含まれる大豆イソフラボンは摂取しすぎるのもよくないようです。なにごともほどほどがよろしいようで。
おやつ - ヴィーガンチーズ (5)
京都の「CHOICE」というお店から、ヴィーガンチーズをお取り寄せしてみました。ヴィーガンチーズとは植物性発酵チーズのことで、乳原料を使わず、ナッツや豆乳をベースに100%植物性の原料で作られたものとか。今話題のグルテンフリー食品でもあるそう。いったいどんな味なんでしょー。興味津々。
いくつかある中で今回取り寄せたのは、「フロマージュ ラムレーズン」。なんとも美味しそう名前にわくわくして、
「原材料は、カシューナッツ、レーズン、豆乳、アガベシロップ、ラム酒、自然塩、大豆由来の乳酸菌...。ナッツ加工製品だって‼︎」と、夫にパンフレットを読み書かせたところぼそっとひとこと。
「それチーズじゃないじゃん」
なんとも身も蓋もないというか、どちらかというと核心を突いた夫の感想ではありますが、そんなことはどうでもいいんです。乳原料を使用せず植物性の原料で作られた、食感はバター、味はこれバター?な、ごまバター(正確にはごまペースト)なるものもあるわけですから。
細かいことは気にせずに。
こちらが届いたフロマージュ。
レバーペーストのように、陶器製のココット型に入っていました。スプーンですくってお皿に盛ってみました。漢方といっしょに。
「ヨーグルト?でも豆腐チーズケーキのほうが近いかな。うん」と一口食べて思いました。美味しいのか美味しくないのかそこはっきりして!と問い詰められたら、美味しいです。間違いなく。
こういうチーズがあってもいいです。大賛成。
私はマクロビオティックの料理教室に通っていたことがあり、その頃、乳製品を使ったあの白くてクリーミーなケーキへの未練を断ち切れない人向けのスイーツを作ったり食べたりしてきました。今回のフロマージュを食べて、あの頃に食べた味を思い出しました。ついでにマクロビオティックのことも思い出しました。久司道夫さんが亡くなり求心力を失っていなければいいなと。わたしは離れてしまいましたが、マクロビに出会って人生に深みを増した熱心で誠実な先生たちの優しい笑顔は心の中に残っているので。
話しを戻すと、お取り寄せしたフロマージュは、京都で整形外科を開院されている先生が、先生自らアメリカに渡りヴィーガン料理家から作り方を教わり、日本で試行錯誤を繰り返し開発されたものだそうです。「チーズの風味だけを真似したチーズ風ではなく、発酵させることで出る味と風味が特徴」とホームページに書いてあります。チーズ風味ではないけれど(ラムレーズンは)、発酵させた食品という点でチーズと同じですね。
フロマージュ ラムレーズンは甘みがあるのでおやつとして食べました。他にも、スモーク風味をつけたもの、ドライトマトとフレッシュバジルを混ぜ込んだもの、京都ならでは山椒を混ぜ込んだものなどがあります。
ご興味のある方はこちらをどうぞ。
追記: 豆乳と玄米を混ぜて発酵させて作る豆乳グルグルヨーグルトなるものをアマゾンで見つけました。 今度作ってみようと思います。
豆乳グルグルヨーグルトで腸美人! (簡単手作り!豆乳と玄米をまぜるだけ!)
朝の日課 (4)
朝起きると、やかんに水を1リットル入れ、漢方をちゃぷん。
沸騰したらタイマーをセットして、とろ火で40分。
朝の日課になりました。
40分グツグツ煮出すと、1リットルの水が煮つまりかなり少なくなります。
体に良くないなら飲みたくないな。。。という色に、最初はギョッとしました。
濃くにごった黄土色、雨上がりのにごった水たまり、にごった底なし沼。
とにかくそんな色です。
そして、口に含んでパッと思い浮かんだ言葉。
「りょ りょーやく くちに に にがし。。。(バタッ)←倒れる音」
ここまではひどくありません。倒れたりしません。
でも、初日はかなり飲みきるのがきつかったです。
翌日、濃度を薄めたら飲みやすくなるかもしれないと思い、かなり大胆に水を増やして煮出しました。結果、相当飲みやすく美味しくなりました♪
色はこんな感じです。見た感じは、たんぽぽコーヒーっぽいです。
桂皮が入っているからか、かすかに甘みというか、まろやかさがあり、美味しいです。
口に含むと漢方のいろんな香りが鼻に抜けて、体に良さそうなものを飲んでいるという安心感があります。近所のかかりつけの病院の先生から、「薬は、これ効くかな?と思いながら飲んでも効きませんからね」と言われたことがあるので、この漢方は効くんだと思いながら、あれこれ考えずに飲んでいます。漢方とはいえ、相性も副作用もあると思いますので、もし不快な症状が出てきたらその時々で対応すればいいと思っています。
コツコツ続けようと思います。
結局のところ、長続きしないことが、私の場合いつもダイエットに失敗する原因です。糖尿病の教育入院時も、それなりに体重が減りました。最初の糖質制限や、カロリー計算、マクロビオティック、鈴木その子式、7号食、スープダイエット、ゆで卵ダイエット、国立病院ダイエット、和田式ダイエットなどなど。ふぅ。
すべてそれなりに痩せるのですが、どれも続かない。きっと根性がないんです。
根性はありませんが、痩せなきゃいけない。
これ以上太ったら引きこもってしまいそう。
そのくらい太っちょなので、コツコツ続けること、あきらめずに気長に続けること。
それだけを目標にしています。
あっという間に1週間経過 (3)
食事療法を続けながら漢方を飲み始めてから約1週間経ちました。
結果は3.5kg減。
まずまずですね。
私の場合、漢方を飲み始めてぴたっと食欲が落ちました。これには本当にびっくり。
先生から「漢方を飲み始めると少し食欲がおちます」と説明がありましたが、まさにそのとおりでした。
これまでは、暇になると「アイスでも食べようかな」とコンビニへ行ったり、金曜日の夜になると「明日休みだしね」と会社帰りにお菓子を買い込んだり、ストレスがたまると猛烈にパンをやけ食いしたりと、食べ物で解決していました。
でも、漢方を飲み始めてからムラっと食べたくなる気持ちがなくなりました。食欲が落ち着いた、という感じです。
不安を和らげる漢方を追加してもらったからなのか、ずっと飲んでいる抗うつ薬との相乗効果で効いているのか、その漢方との相性が良いからなのか素人にはわかりませんが、今のところいい感じです。
食事療法の基本は、糖質制限です。ただし、まったく糖質を取らないのではなく、ゆるやかに。前に糖質を制限した時は体は冷えるし、頭はぼんやりしてだんだんエネルギーがなくなっていく感じがするしとさんざんでしたが、体を温める漢方が処方されているようで今回は冷えを感じません。逆に代謝が良くなりました。
つい先日、斐川中央クリニックの先生が書いた本が出版されたので、先生に言われたことを思い出しながら読んでいます。こちらがその本です。
https://www.amazon.co.jp/漢方医が教えてくれたズルしてもヤセる秘密の食べ方-下手-公一/dp/4334978983
今日はお昼にスープストックでボルシチを食べました。糖質が高いじゃがいもやニンジンが入っていましたが、食べちゃいました。
無理せず少しずつでいいんです。