おやつ - ヴィーガンチーズ (5)
京都の「CHOICE」というお店から、ヴィーガンチーズをお取り寄せしてみました。ヴィーガンチーズとは植物性発酵チーズのことで、乳原料を使わず、ナッツや豆乳をベースに100%植物性の原料で作られたものとか。今話題のグルテンフリー食品でもあるそう。いったいどんな味なんでしょー。興味津々。
いくつかある中で今回取り寄せたのは、「フロマージュ ラムレーズン」。なんとも美味しそう名前にわくわくして、
「原材料は、カシューナッツ、レーズン、豆乳、アガベシロップ、ラム酒、自然塩、大豆由来の乳酸菌...。ナッツ加工製品だって‼︎」と、夫にパンフレットを読み書かせたところぼそっとひとこと。
「それチーズじゃないじゃん」
なんとも身も蓋もないというか、どちらかというと核心を突いた夫の感想ではありますが、そんなことはどうでもいいんです。乳原料を使用せず植物性の原料で作られた、食感はバター、味はこれバター?な、ごまバター(正確にはごまペースト)なるものもあるわけですから。
細かいことは気にせずに。
こちらが届いたフロマージュ。
レバーペーストのように、陶器製のココット型に入っていました。スプーンですくってお皿に盛ってみました。漢方といっしょに。
「ヨーグルト?でも豆腐チーズケーキのほうが近いかな。うん」と一口食べて思いました。美味しいのか美味しくないのかそこはっきりして!と問い詰められたら、美味しいです。間違いなく。
こういうチーズがあってもいいです。大賛成。
私はマクロビオティックの料理教室に通っていたことがあり、その頃、乳製品を使ったあの白くてクリーミーなケーキへの未練を断ち切れない人向けのスイーツを作ったり食べたりしてきました。今回のフロマージュを食べて、あの頃に食べた味を思い出しました。ついでにマクロビオティックのことも思い出しました。久司道夫さんが亡くなり求心力を失っていなければいいなと。わたしは離れてしまいましたが、マクロビに出会って人生に深みを増した熱心で誠実な先生たちの優しい笑顔は心の中に残っているので。
話しを戻すと、お取り寄せしたフロマージュは、京都で整形外科を開院されている先生が、先生自らアメリカに渡りヴィーガン料理家から作り方を教わり、日本で試行錯誤を繰り返し開発されたものだそうです。「チーズの風味だけを真似したチーズ風ではなく、発酵させることで出る味と風味が特徴」とホームページに書いてあります。チーズ風味ではないけれど(ラムレーズンは)、発酵させた食品という点でチーズと同じですね。
フロマージュ ラムレーズンは甘みがあるのでおやつとして食べました。他にも、スモーク風味をつけたもの、ドライトマトとフレッシュバジルを混ぜ込んだもの、京都ならでは山椒を混ぜ込んだものなどがあります。
ご興味のある方はこちらをどうぞ。
追記: 豆乳と玄米を混ぜて発酵させて作る豆乳グルグルヨーグルトなるものをアマゾンで見つけました。 今度作ってみようと思います。
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