想像力に追い立てられゼーゼーしながら読み終えた
今朝は久々に目覚めの良い朝でした。
あー寝たーっ!という、すっきりした気持ちで起きたのはほんとに久しぶりのこと。もしかして最近の不調は睡眠不足だったのか。
お昼ご飯を食べてから、宮部みゆき著「荒神」を読み始めました。
元禄太平の世の半ば、東北の小藩の山村が、一夜にして壊滅状態となる。
隣り合う二藩の反目、お家騒動、奇異な風土病など様々な事情の交錯するこの土地に、
その"化け物"は現れた。
(省略)山のふもとに生きる北の人びとは、
突如訪れた"災い"に何を思い、いかに立ち向かうのか。
そして化け物の正体とは一体何なのか――!?
その豊潤な物語世界は現代日本を生きる私達に大きな勇気と希望をもたらす。
著者渾身の冒険群像活劇。(Amazon より抜粋)
圧倒的な筆力のなせる技だと思いますが、読んでるいるのか、映像を観ているのかわからなくなるほど、想像力を掻き立てられる内容でした。しかも3D映画のように立体的な像となって頭の中で動き始めるので、その想像力に読むスピードが追いつかず、せかされるように一気に読み終えました。
1本映画を観たような感じ。
あー面白かった。
あーすっきりした。
得体の知れない化け物のところは、アメリカのドラマ「Lost」をちょっと彷彿させるような感じでした(物語の序盤だけですが)。
あいにくのお天気の1日でしたが、朝からすっきりがつづくご褒美のような日でした。