「自分嫌い」は「自分が好きすぎる」ことの裏返し
先日書評を読んで、ハッとしました。
「自己評価の低すぎる人」って、とても謙虚で自分に厳しいように見えて、本当は誰よりも傲慢で自分を高く見積もりすぎてるウヌボレ屋さんなのかもしれない、とも考えられるわけ。
中村うさぎ著『こんな私が大嫌い!』より
40代も後半になって自分探しもないよね...
と自分でツッコミつつ、気になって読み始めたところ、ドキッとすることばかり。
これまでわたしは、
- 何かを始める時に、簡単な方法と、難しい方法があったら、難しい方を選びます。
- 登るとしたら、小さい山よりも大きい山を目指します。
- 単純に楽しい方法と、苦労する方法があったら、苦労する方法を選びます。
のような感じで生きてきましたが、身の程知らずに自分を高く見積もりすぎて、頑張ればできる!と無謀に挑戦しちゃってたのかなぁ。
わたしは自分が嫌いというのもありますが、こんな自分でいることに飽きた〜という感じです。
おとなしいのも。
集団に馴染めないのも。
ひっそりした雰囲気なのも。
どれもこれも嫌だーっ。
具体的に言うとこんな感じで自分が嫌いなわけです。
「衝撃の事実!自分嫌いは激しい自己愛の裏返しだった‼︎」と、頭の中で見出しがくるくる躍るような発見でしたが、だからといって自分をすぐに変えることは残念ながらできません。
自分を好きになるなんてそんなの無理と、うさぎさんも言っています。
じゃぁどうしたらいいのか。
ぜひ本をご覧になってください。