めだっていい
いつでも、どこにいても、ひとたび集団の中に入ると居心地の悪さをずっと感じてきました。集団といっても、私を含め3人以上。2人だと一生懸命話すのですが、私以外に話す人がいる状況だと、誰かが話すのを待ってしまいます。萎縮して自分から声を発することができなくなってしまう。
無視されたらどうしよう。無視されたと、誰か他の人に気づかれたらどうしよう。ますます自分で外堀をせっせと埋め萎縮しすぎて身動きが出来なくなります。社交不安障害と医者からは言われています。
グループの中でなんとなく馴染んでいない人、いますよね。顔がこわばっているというか。まさにわたしもそんな感じです。人が羨むような目立ち方ではなく、集団に馴染まないがゆえに目立ってしまうんですね。
その話を夫にすると、いつも『いいじゃん目立って!俺なんか、目立つためにどんだけ人と違うことをやってきたか!!目立ってなんぼだよ』と言うのですが、釈然とせず聞いていました。
悪いことで目立っても仕方ないじゃないのと。
でも、この間ふと思いました。
どうせ馴染めないし、それゆえに浮いてしまうなら、それを逆にアピールしてもいいのかなと。
垢抜けないなら垢抜けないと、おとなしいならおとなしいと、浮いているなら浮いていると、まさしくそこが私が私であるわけなので、包み隠さずさらけだしてしまえ。
痩せるとか、きれいになるとか、習い事をするとか、何かと努力しなけりゃ個性を際立たせることが難しいわけですが、何の努力もせず人と違うところをすでにもっているなら、そこでめだってもいいんだよ。せっかく持っているんだから、というか変えられないんだから。