子どもは産んでいませんが。

結婚後20年、子なし、今後も子なし決定。子どもを産まなかった自分を憎まずに生きるのは難しいと思う今日この頃。

そのさきにあるものってなんじゃろな

昨日帰りの電車の中で、伊達公子さんのインタビュー記事を読みました。

錦識さんを16歳から見てきた解説者のフローラン・ダバディ氏に話を聞くチャンスがありました。錦織さんがもうひとつ上にいくためには『テニス人生の先に何をやりたいか?』という思いや野望、あるいは映画監督や建築家など、異業種の人との出会いから刺激を受けることなどが大切なキーになるのではないかと言っていました。

 

これはもしかして、「年俸を交渉するときは、1,000万円欲しかったら、1,500万円で交渉をスタートすること。お客さん(会社)は下げてくるから、そのくらいから始めないと1,000万円は無理。1,000万円で交渉をはじめたら、良くても1,000万円。あとは下がるだけ」という、求職中に人材コンサルタントに聞いた話しに近いだろうか。

 

錦織選手にとって優勝は最終目標ではなく、一通過点。優勝の先に待っているもの、そこに視点をずらすと、ここを超えてあそこに行くぞー、とりゃーっ!と精神を下支えしてさらにぐぐっと押し上げるとんでもない力が湧いてくるってことなのか、などと想像しました。

 

はるか銀河系の錦織選手から、東京都武蔵野市在住の凡人の私に視点を戻すと、わたしのもっぱらの目標である、今の会社でできるだけ長く働くこと(小さいすぎますな)というのも一通過点と考えて、先につながるようキャリアに磨きをかけて華麗に転職だー!とかなんとか、一歩先を見据えた方がいいということか。

 

長く働くことしか考えていないと、日々の雑事や雑音で疲れ果て毎日やり過ごすことで精一杯。

しかも派遣の身なので、上司からの評価も大いに気になるし、気疲れする。

 

ここは通過点だもんね、ふん。

なんて気楽に考えればいいのかな。