子どもは産んでいませんが。

結婚後20年、子なし、今後も子なし決定。子どもを産まなかった自分を憎まずに生きるのは難しいと思う今日この頃。

帰国して思うこと

出張から戻り今日はダラダラと1日を過ごしました。
行きの飛行機の中で ウトウトして目覚めた時、今自分が雲の上にいることを思い出してちょっとパニックになりそうになったことが2回ありました。
飛行機は今も昔も苦手です。

今回は英語を母国語とする国の同僚と同じホテルだったので、ホテルと会社間の往復と3食すべて一緒。
ミーティングも仕事部屋も一緒。
お土産を買うためにスーパーへ行くのも一緒。
ひとりになれるのはホテルの部屋の中だけ、という かなり気疲れする状況でした。
最終日にホテルのフロントで別れの挨拶をして部屋を戻った時は疲労困憊、へとへとな状態でした。

ある程度は疲れるにしても、げっそりするほど疲れた理由は、特にチームのメンバーで食事をしている時に、会話している内容が聞き取れても聞き取れなくても、話しに参加することに消極的になってしまい、ランチの2時間が非常に気まずかったということが数回あったからです

ランチ直後のミーティングで、2時間ずっと黙ったままだった人と仕事をするのはなんとなく気まずい…と相手が思っていることが丸わかりでした。その2時間の前と後では、空気が変わってしまいました。
これは相手が英語圏の人に限らず、日本人でも、どこの国の人でも同じですね。
あのランチで、ぎこちなくても会話に参加する態度を示していたらその後のミーティングも仕事もずっとスムーズにいったのになぁ。
あーあ。
欠けているコミュニケーション力をつけていきたいとつくづく思いました。
あー疲れたーとヘロヘロではなく、やりきったーっ!!と充足感いっぱいで帰国したい、そう思いました。対話力をつけて外国人と対等に話しができると外資系の会社で働く人は目の前の世界が変わると思います。
せっかくだからそこに到達してみたいと思うのです。

でもまぁそんな前向きな気持ちとは裏腹に、よくやってるよ、と自分を少し労わろうとも思います。
というのも、私は社交不安障害と診断され、ずっと薬を飲んでいるのです。飲み会やミーティングなど大勢の人といると強い緊張を感じてしまい、引きこもりがちなのです。大勢の人の中で話をしながら食事をするだけでも苦痛なのに、さらに英語力が必要となるとそりゃ難題だよ…できなくてもそんなに自分を責めなくてもいいよとも思うのです。
煮え切らない気持ちを抱えたままの1日でした。