子どもは産んでいませんが。

結婚後20年、子なし、今後も子なし決定。子どもを産まなかった自分を憎まずに生きるのは難しいと思う今日この頃。

『巨食症の開けない夜明け』という本がありました

ミッションインポッシブルにしようか、ダークナイトにしようか。 ミッションインポッシブルにしよう。 ぽちっと再生ボタンを押してサラダを食べ始めた。 あ、お昼に肝臓のクスリ飲むの忘れた これ、いまから食べます もちろん一人で。全部。 2日分ではなく1…

元気で働いているうちが一番良かった

2時間以上前に薬を飲んだのに眠れず、布団の中で悶々とするのも飽きてきたので、布団の中でよいしょっと腹ばいになってこれを書いている。 先日、吉祥寺のアトレで待ち合わせをしていたのだが、約束の時間よりもだいぶ前に着いてしまい、時間を潰そうにもあ…

今年のやりたいことリスト

紅白歌合戦、観られた方も多いと思いますが、印象に残った点が2つ。広瀬すずの顔のあまりの小ささ。そしてユーミンのエンターテイナーぶり。私の中では紅組勝利でした。白組のけん玉も見応えがありましたけど。 じっくり紅白を観ながら年を越すという初めて…

太る順番

あくまでも私の場合ですが、太る順番を見つけました。 1. 体重計に乗るのをやめる(現実逃避) 自堕落な生活の結果を見るのが嫌で、現実逃避し始める 2. 鏡を見なくなる(自己嫌悪) 体のラインをすっぽり覆う服を適当に着て、化粧はファンデーションを塗っ…

伝書鳩

仕事しているし、これくらいいいよね。 ではなく、仕事してるから、これはやめておこう。 命を削って働いているから。 毎朝きっちり起きて、満員電車にもみくちゃにされ朝から絶望を味わい、仕事してる家に帰ってくる。伝書鳩みたいだ。 届ける手紙はそれぞ…

日曜日の23:30過ぎに。

まだお休みの中に浸っていたい、でも明日からの1週間に備えて寝なきゃ、でもこの悶々とした気持ちを抱えて寝たくない、そんなぐちゃぐちゃな気持ちをベッドに引きずりがちな日曜の夜、とても良い言葉に再び出会いました。 勇気を出す 「いつも同じことの繰り…

カレンダーとクリスマスケーキ

もっていない。 それを喉元に突きつけられる季節が、またやってきました。 大人にも子供にも平等に。 イルミネーションで飾られた街を共に歩く人がいない 年々派手になるクリスマスケーキを囲んで食べる人がいない クリスマスのご馳走を作ってくれる両親また…

一瞬ダークサイドへ落ちたときのこと

最初から嫌な予感があったわけではなかった。 むしろうまくいっていた。 親戚の集まりのため4時間の道のりを夫側の家族と共に移動すると聞いたときは、うまくやれるだろうかと心配で、ずいぶん前から不安ではあった。どうがんばっても、4時間お喋りに花を咲…

ドラえもんの暗記ぱんの裏技。

ドラえもんを見た方であれば、「暗記パン」は、おそらく「どこでもドア」や「タケコプター」と並んで『あったらいいなトップ10』にランクインするひみつグッズではないでしょうか。 アニメでは、のび太くんは試験前にアンキパンを食べすぎてお腹を壊してしま…

ざくろとパパイヤ

20年目の結婚記念日を、磁器婚式というそうだ。 15年目は水晶婚式だったので、5年ぶりにあまり意味のよくわからない名称がついた結婚記念日を迎えた。それぞれの結婚記念日については詳しくはこちらをどうぞ。 https://www.meijikinenkan.gr.jp/party/plan/i…

さくらんぼ色の指先 - その後

前にブログに書いた近所のクリーニング屋さんのおばさんの近況がわかった。 おばさんについてはこちらをどうぞ。 さくらんぼ色の指先 - 子どもは産んでいませんが。 病気でも、最悪の結末でもなく、退職されたそうです。クリーニング屋さんに行って聞いたと…

助けて、ハッピーターン

今日の午後、突然心をわしづかみされ、ぐらぐら揺さぶられるような出来事がありました。 図書館の雑誌コーナーでバックナンバーを探そうと、雑誌が積み重なっている本棚の下段をかがんで覗き込んでいたときです。遠くに子どもがいるなと目の端でなんとなく捉…

おにぎりになれなかった人生ゲーム

意味不明なタイトルですよね。 説明します。 なんてことはない話しなんです。 子どものころ大好きだったけど今はできれば避けたいもの。私にとってのそれは「人生ゲーム」です。ルーレットを回し、自動車型のコマを進めながら人生のさまざまなイベントを経験…

さくらんぼ色の指先

家の近所に小さなクリーニング店がある。 この家に住み始めて20年経つが、おそらくそのずっと前からそこに存在していると思う。そのクリーニング店に行くといつもおばちゃんが、はいはいーと言いながら、プレスやらクリーニング済みの洋服を袋詰めしている作…

卵色のさみしさ

子どものころ卵アレルギーだっので、食べてみたいけど決して食べられないものがたくさんありました。ケーキ、カステラ、プリン、ホットケーキ...。淡い卵色の食べものに、当時は恋していました。中でも卵かけご飯は、なんとしてでも食べたい、食べられないけ…

枯れたカステラ色のドレス

映画を観ていて、はじめて自分にツッコミを入れてしまいました。 ウィル・スミス主演の『7つの贈り物』をネイルサロンで観ていたときのことです。 さくっとネタバレが含まれますのでご注意ください。 7つの贈り物 (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Am…

りんご飴の気持ち

ぽってりつややかでなまめかしい紅色にそそられやさしく口に含む。 あまいとろけそう 思わず歯を立てたら痛っ そう簡単にガードは開かない 生半可なひとくちは怪我のもと 極上の身の柔らかさに到達するか歯が折れて怪我をするかは覚悟次第 大人の恋はりんご飴

物静かでこころやさしいスープ

あなたの主成分検査って、試されたことがあるでしょうか。 ちょっと前にフェイスブックで流行ったような気がします。 「あなたは90%のやさしさと10%の腹黒さでできています」 みたいなやつです。 以下の本に掲載されている「野菜たっぷりスープストック」を…

スパイシーな夕方

夕方、思い立って公園へ。 日が暮れ始めたのにまだ暑くて 改めてもう夏なんだなぁと思う。 あっという間に梅雨があけて、 ひざかっくんされたまま よろよろと暑さにさらされている感じ。 暑さにやられてベンチでひと息ついていたら 公園内の施設の閉館を告げ…

なすの素揚げ(完全版)

この本を読んでから、なすの素揚げの作り方にもう迷わなくなりました。 レシピを見ないで作れるようになりましょう。 作者: 有元葉子 出版社/メーカー: SBクリエイティブ 発売日: 2017/12/16 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る なすの切り方、油…

森の中のカフェでテイクアウトした フローズンバナナミルクセーキ 汗だくでちゅるーっと飲んだら 胸がカキーンと一気に凍る いたたたたた 冷えすぎて 痛すぎ そう言って 顔を見合わせた 紙製のカップホルダー 次に持参すると 小さなおかしをプレゼント 店先…

どんな苦しい生活にも、美しい光が灯っている

この日々の暮らし。 この小さな生活。 昨日の一日。 今日の一日。 暮らしながら、 わたしたちはほとんど気がつかないでいる。 どんなささやかな暮らしにも、 苦しみや悲しみが混じった生活にも、 その片隅で美しい光が灯っていることに。 それが消えずに、 …

とっておきの一冊

今日の晩御飯は、週末に作りおきしていた「豚のひき肉炒め」を使って、「季節野菜のドライカレー」を作りました。参考にしたのは、「暮しの手帖社 | 暮しの手帖別冊 毎日がつながる献立」。 ドライカレーといえば、みじん切りの野菜が入ったスパイシーなひき…

料理でマインドフルネスを実践

先週金曜日の夜、サラダを作ろうと、にんじんを千切りにしていた時のことです。 「おーこれはもしかして!!」と、天啓のように閃いたのです(大げさですみません)。 料理ってマインドフルネスかも。 マインドフルネスとは「今この瞬間に意識を向けること」…

歯列矯正 (1ヶ月経過)

先日、歯の表側(下の歯のみ)にブラケットを装着してきました。1ヶ月前に装着した歯の裏側の装置は誰にも気づかれませんでしたが、表側のブラケットは見てすぐにわかるので人と話していると口元に視線を感じます。ブラケットが目立つ分、「なに..その舌足ら…

日差しとのたたかい

今年こそ飲む日焼け止めを試してみようと思い、ヘリオホワイトを買ってみました。海外製のヘリオケアからライセンス供与を受けて日本の製薬会社が販売するんだろうなくらいの軽い認識でしたが、間違っていました。含有成分も微妙に異なるし、有効成分の含有…

子をもつ人生を選択できなかった

毎晩母と電話で話す。 時間にして平均2〜3分。短い時は、元気?大丈夫だよ、じゃまた明日と、ほんの30秒くらい。 先日も母との電話を終えた後、あぁそうだった、とふと思い出した。ここのところずっともやもやしていた自分を、これで納得させられるかどうか…

他人の価値観に縛られない(努力目標)

昔読んだスティーブ・ジョブズ名言集の中で、気になっていた言葉がありました。 Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life. あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。 『他人の人…

16年分のなにか(つづき)

(前回のつづき) とはいえ、自分を突き落とすのも、そこから引き上げて救い出すのも自分。結局のところ、自分は自分から逃げ出せない。あぁめんどくさい。 過去16年間の自分(の行い)には大いに不満。でも、結果はともかく、今日に至るまでとりあえず生き…

16年分のなにか

2002年に忌野清志郎さんが松尾芭蕉ゆかりの土地約1,000㎞を自転車で旅したドキュメンタリー番組が、今朝NHKにて再放送されていた。清志郎さん51歳の挑戦だった。放送当時30代なりたてほやほやだった私。もしこの番組をリアルタイムで観ていたら、「自転車で1…