皿回しの達人にはなれないという話し
突然ですが、疲れちゃったよ、もう限界、、、という方にぜひご覧いただきたいこちらの記事。
山ほど働いても「平気な人」と「病む人」の差 | ワークスタイル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)』という本からの抜粋が掲載されていますが、すべて思い当たることばかり。
わたしは死のうとは思いませんでしたが、「このまま明日心臓が止まってもおかしくないな。仕方ないな。」と諦めの気持ちで、疲れて布団に倒れこんだことが何度もあります。
世の中には、信じられないほどタフで、どこまでも頑張れる人がいます。同じ人間とは思えないほどに。
わたしの会社にも、わたし以上に働いている人が1人います。私と同じくらい働いている人に至っては、山ほどいます。
そのため、みんな頑張っているんだからもっとがんばらなきゃと自分に鞭打ち、さらに、みんな頑張っているのになぜ私はできないんだろう、と鞭で打たれた傷に自分で塩を塗り込んでしまうんです。
皿回しの達人なら、何枚皿を渡されても落とすことなく、永遠にくるくる回し続けると思います。
わたしは達人にはなれませんでした。
仕事って皿回しに似ていますね。
香りのウォークマン
見た瞬間にポチッとした、ソニーのアロマディフューザー『AROMASTICK』。とても気に入って毎日すんすん香りを楽しんでいます。
こちらが届いたパッケージ。
開くとこんな感じ。
こちらが本体と5つの香りの説明書。
カートリッジには、英国ニールズヤード製の5つのエッセンシャルオイルがセットされています。
今回購入したカートリッジは『For Freshness』というタイプ。メリッサ、ティートリー、ハーバルフレッシュナー、ペパーミント、ベルガモットの5種類がセットされています。他にも、『for Basic』、『for Beauty』、『for Business』があり、目的に合わせた香りを選ぶことができます。
こちらはダイヤル部分。覗き込むとそれぞれの香りのアルファベット見えます。Mはメリッサ、Bはベルガモットなど。ダイヤルをカチカチ回すと香りが切り替わります。
早速、鼻を近づけながらボタンを押すと、シューっと乾いた風とともに香りがふわっと漂い始めました。押している間だけ香りが放出されますが、あたりが香りでむんむんすることはありません。やわらかくいい香りの風です。初めての感覚。
出てくるシューっという風は、たとえばヘアスプレーなど使い切った時にスースーと風だけ出てくる、あの感じです。
香りのウォークマンとうたわれているとおり、香りを持ち運べる点がとても気に入りました。エッセンシャルオイルは大好きでたくさん持っていますが、持ち運びが難しいんですよね。会社の昼休みはリラックスするベルガモット、眠くなったらペパーミントなど、用途に合わせてそれぞれ小瓶を持ち歩くのは面倒。オイルが漏れたら困るなという現実的な問題も気になります。
家で楽しむためにいろいろなディフューザーも試しましたが、夫は香りが苦手、うちの猫も「この香り、にゃに?」と落ち着かなくなりそうだから、使いこなせないのです。
気を使ってしまうんです。
自分の周りだけ香らせようと、ティッシュに垂らして手元に置いたりもしましたが、間違えてそのティッシュで鼻をかんでしまい、しばらく鼻の中でラベンダーが咲いていたことも。。。
そんなこんなでエッセンシャルオイルは好きだけど、日常的に生活の中に取り入れるのが難しい、いつでもどこでも、周りを気にせずに、できればいろんな香りを楽しみたいという目的にぴったりのこのアロマスティック。
気に入って追加でカートリッジも購入したので、今から到着が楽しみです。
今後いろんなタイプのカートリッジが販売されたらなぁと思います。
たとえば、ダイエット用のカートリッジ 『for Slim』。昔、食欲を抑える効果があるとイギリスで大流行した強烈なバニラの香りのパッチがありました。効果のほどはわかりませんが、甘いバニラの香り、柑橘系、シナモンなどもよさそうです。
私はこちらで購入しました。
ソニーのホームページからも購入できるようです。
AROMASTIC(アロマスティック) 商品一覧 | 新しいライフスタイル | ソニー
人生は黒ひげ危機一髪
子どもの頃、「黒ひげ危機一髪」というゲームで遊んだことがあります。
樽の上部に黒ひげくんをカチッとセットして、遊ぶ人がかわりばんこにその樽にぶすぶす剣を刺し、黒ひげくんがビヨーンと飛び出たら負けという、みなさんご存知のあのゲームです。いつどのタイミングで飛び出すか分からないので、ドキドキしながら、恐る恐る剣を刺した記憶があります。
人の一生も、黒ひげ危機一髪のようだなと最近思います。生まれた瞬間から、私の樽に神様がぶすっぶすっと剣を刺していて、どこかのタイミングで私はビヨーンとこの世から飛び出していくんだなと。神様が剣を刺すタイミングも、あと何回刺されたら飛び出すのかもわからないけれど。
ここ最近、立て続けに知り合いがビヨーンと飛び出してあちらへ行ってしまいました。えっ?もう??と、飛び出した本人が一番驚いただろうなというタイミングで飛んで行ってしまった人もいました。
やるせないですね。
とてもブラック
仕事を終えて今やっと布団に入りました。
連日午前1時過ぎまで働いています。
まさかと思っていましたが、うちの会社は、背筋がぞっと冷たくなるほど、とてもブラックでした。
今更気付いた次第。。。
入社後1年経たずに次々と辞めてしまうのは、その人に問題があるのではなく、環境に問題があるのだと今は実感しています。
背筋が凍るほどと書いたのは理由があります。
まず、会社のトップが深夜早朝を問わず超長時間勤務であること。家庭をもちながら、相当な犠牲を払って仕事に時間を捧げているので、社員が午前1時まで働いても、それが問題とは全然思わない。自分はそれ以上働いているから。
つぎに、人事担当者に労基法の視点が欠けている点。「xxさん(トップ)も、yyさんも大変よね。大事なお客さんだから仕方ないのだと思う」ときました。人事も連日遅くて大変らしく、みーんな大変なんだからあんたも文句言ってる暇があったら働きなさい、という雰囲気があること。変ですよね?
睡眠薬がそろそろ効いてきたので寝ます。
あー今日も燃え尽きた。。。
一年間休まず続けたこと
この一年間、一日も休まず、せっせと続けたことがひとつだけあります。しかも一日2回、ひたすら毎日続けてきました。さらに言えば、一年だけではなく40年くらいは続けています。さてさてなんでしょうか。
答えは簡単、歯みがきです。
情けないことに、歯みがきしかありませんでした。
お風呂はインフルエンザにかかった時、入院した時は入らなかったので、休まず続けたとは言えないし。
わたしは歯みがきしている時が一日の中でいちばんリラックスできる時間なので、30分くらい磨きながら頭の中を解放します。毎日の中で貴重な30分です。朝の30分のあとは戦場へ(職場へ)。
夜の30分のあとは極楽へ(ふかふかの布団へ)。
続けることでのみ人は変わることができる、というような話しを聞いたことがあります。続ける内容は歯みがきやシャワー、トイレ、食事など人間の生理的要求からくるものは除外ですよね。だって毎日40年くらい歯みがきし続けてもわたしの人生なにも変わりませんでしたから。一日2回トイレに行っても、一日3回食事をしても同じ。
やらなくても全然困らないけど、 やった本人は達成感を感じたり幸せを感じること。そんなことをコツコツ続けていると1年後、40年には自分を誇りに思えるんでしょうか。年末の慌ただしさに紛れてくだらないことを書いてみたくなりました。
ジェルオイル
数年前、出張でヨーロッパに行ったのですが、出発当日の朝2時頃まで家で仕事をして、2時間寝て羽田行きのリムジンに乗るという、かなりのハードスケジュールでした。出張の前はたぶん皆さんそんな感じなんだと思います。
羽田に着き、寝不足でひどい頭痛を抱えながら国際線ターミナルをフラフラしていた時、「あっ!眉毛忘れたー!!」と気がつきました。眉毛とはアイブロウ、眉毛描きのことです。
女性の方、、、と言う表現は正しくないですね。化粧をする方には共感していただけると思いますが、ファンデーションを塗って、チークを入れ口紅を塗っただけだと、「なんか足りない」、、、という顔になります。特に私の眉はぽわぽわっと生えているだけなので、アイブロウがないと「あいつは一体何者だ」と不審者扱いを受ける、、、ことはたぶんありませんが とにかくまゆげ必須の顔なのです。
遊びに行くなら全然気にしませんが、一応仕事なので、初顔合わせのチームメイトにぷぷっと笑われるのも嫌だな。絶対みんな笑うよね。眉毛忘れてるよこの人、時差ボケか?って思われるよね。そう思うと冷や汗が出てきました。
眉毛眉毛、、、頭の中を眉毛でいっぱいにしてあちこち歩いていると化粧品を扱っているお店にたどり着きました。最初に見つけた資生堂のお店に入り、無事にアイブロウを購入。
ふぅ。
対応してくださった店員さんから「これ、よろしかったらお使いください。肌にすぐ馴染んで、顔色も良くなりますから」と渡されたのが、資生堂 THE GINZA(ザ・ギンザ)のハイブリッドジェルオイル。寝不足だし、眉毛問題で相当顔色が悪かったのかもしれません。
機内でシートベルトの着用サインが消えてから早速袋を開けて手に試したところ、かわいらしいピンク色のジェルオイルオイルにまず気持ちが上がりました。顔に塗るとぬらぬらせず肌にすっとなじみ、ほのかな良い香り。思いっきり香りを吸い込むと、やっと人心地がつきました。もろもろ心配だけどまぁいいいや、と気持ちが緩みました。現地に着いて一眠りした後の肌はつるつるでした。
あのピンク色のオイルがもう一度欲しい。オイル貯金しようかな、、と思いながら月日は流れ、その間に同じ資生堂の別ライン、クレドポーボーテからピンク色のオイル状美容液が発売されるとうわさを聞きつけました。
それがこちら。試供品ですが。
テクスチャは違いますが、こちらも肌なじみがよく、つけたすぐ後もさらっとしています。どちらもいい香りですが、クレドの方が強いです。好みが分かれるかもしれません。明日の朝、肌がつるつるだったら今度こそ買おうかな。
スタバのトールラテを38回我慢して。
ちなみにこちらがTHE GINZAのハイブリッドジェルオイル。トールラテ約68杯分。その価値は十分に感じると思います(あくまも個人の感想です)
追記: 今、ケーブルテレビでタイタニックを見ながら書いています。死ぬか生きるかの決断をせまられた人たち、手を伸ばせば生はすぐ届くところにあるのに大人の事情で死を受け入れなければならなかった人たち。そして美容オイルを買うか買わないかで決めかねる今に生きるわたし。世界は広く私は小さい。
もしかしたら具体的な数値目標は立てないほうがいいのかも(7)
この記事はもともとプレジデントオンラインで読んだのですが、まとめサイトがありましたのでリンクを貼ります。
年収アップのための...と書いてありますが、私がおおっ‼︎と思ったのがこちら。
1年後にTOEIC何点」とか、「半年で10キロ痩せる」といった、そういう具体的な数字の目標はダメだと思います。計画通りにいかないときに挫折するから。それよりも、「毎日10分勉強する」とか、毎日の行動に基づいた目標を設定した方が、管理がしやすいので絶対いいですね。
ダイエットにおいて、これまでは「1ヶ月で5㎏痩せて4ヶ月後には20㎏減。ぐふふ..」のように、到底無理な減量目標を立てて、その結果、挫折してきました。1ヶ月5㎏痩せることはあっても、2ヶ月後にさらに5㎏は無理。絶対無理。必ずリバウンドしました。どれだけ失敗して自分に裏切られても、新しいダイエット本を読むと今度こそできるかも、と希望でテカテカしてしまう。不思議ですね。
到達地点から逆算して1ヶ月、1週間、1日あたりどれだけ数値目標を達成するか、と考えるのは仕事ではごく一般的だと思いますが、ダイエットにおいては、この考え方はちょっと無理があるのでは...と思います。プロジェクト(仕事)に終わりはありますが、ダイエットに終わりはありません。頑張りすぎて燃え尽き症候群(リバウンド)になったり、日々の体重の増減で一喜一憂して気持ちがすり減ったりしないようにすること。そのためには、いつまでに達成するかというぎらぎらした目標を掲げずに、痩せるために毎日これを食べる/食べない、これをする/しない、といった日々の行動に基づいた計画を立てることがいい、という厚切りさんの主張に今のところ私も賛成です。